柔道耳
2017年05月08日
先日、患者さんが、
「柔道の強い方は耳が餃子みたいになってる方が多いですね」
とおっしゃってました。
確かに強い方のほとんどは耳がわいています。(柔道界では耳が腫れて固まってしまう事を耳がわくと言います。)
耳がわいてしまう原因を説明しておきます。
寝技で耳が畳で擦れたり、強い打撲があったりすると、耳の軟骨と皮膚の間に血液が溜まり膨れ上がってしまいます。
すぐ稽古を休んで病院などで血液を抜いてもらって、2週間ほど安静にしていれば耳がわくのは防げます。
しかし、柔道の強者は努力家で我慢強い方が多く、2週間も休む事をしません。
そして、さらに再発を繰り返すことにより最後はこぶのように硬くなります。
これが耳が餃子のようになってしまうメカニズムです。
ですので、柔道の強い人は耳が餃子のようになっているのです。
ちなみに僕の耳は全くわいていません
すぐに冷やして安静を心掛けていましたので・・・
街中で耳がわいている人を見かけたら気をつけてくださいね。
その人、かなり強いですよ(笑)
一部例外ありですが・・・(笑)