運動前にやってはいけないストレッチ
2016年01月25日
ストレッチには動的ストレッチ(筋肉を伸縮させる)と
静的ストレッチ(筋肉を引っ張ったままにする)の2種類があります。
運動前にやってはいけないのは、筋肉を一定時間固定する静的ストレッチの方です。
理由は『筋肉を必要以上に伸ばしてしまう』からです。
固いバネでも伸ばしすぎると弾力がなくなってしまいます。
『弾力がなくなってしまう』というのが、パフォーマンスの低下につながってしまうのです。
たった15秒程度のストレッチでも、パワー・スタミナ・瞬発力などの
様々な運動能力が低下すると研究報告されています。
静的ストレッチは激しい運動後に行いましょう。
運動後に収縮した筋肉をじっくり伸ばす事で血流がスムーズになり疲労回復が早まります。
運動前は動的ストレッチです。
動的ストレッチは動きの中で腕や足などをいろいろな方向にまわし、関節の可動域を広げつつ、
関節周辺の筋肉をほぐして温めるストレッチです。
うまく使い分けて、傷害を予防し、疲労回復をはかってスポーツを楽しみましょう