トレーニーは生卵?ゆで卵?
2018年11月19日
タンパク質を摂取するのに非常に便利で経済的な食品といえば卵ですよね。
映画『ロッキー』ではスタローン演じる貧乏ボクサーが生卵を5個一気飲みするシーンが有名です。
卵1つでのタンパク質が摂取量は、
Mサイズだと60g前後なので、タンパク質は約7g、
Lサイズになると、タンパク質は8g程度です。
生卵でも、ゆで卵でも含まれる栄養素は基本的に変わりませんが、調理の仕方で消化吸収の程度は変わります。
卵のタンパク質の消化吸収率は加熱調理したほうが良くなります。
タンパク質の生体利用率は生卵で51%、加熱された卵では91%で、
生卵のタンパク質の吸収率は、加熱された卵のタンパク質と比較して半分近く吸収率が低いという事になります。
加熱によって一部のビタミンは壊れたりするかもしれませんが、
タンパク質摂取が主な目的なら、生卵よりも加熱調理した卵を食べるほうがよいということになります。
映画は演出のために生卵を摂取しています。
スタローンが朝起きて、ゆで卵か半熟卵を作ってたら画にならないですよね(笑)