ご注意ください!
2016年05月27日
これからの季節、海や川で遊ぶ事が増えると思います。
小さいお子さんがおられるご家庭は水の事故は注意しなければいけません。
海岸などは離岸流もあるので要注意です。
そして、もう一つ注意が必要なのが海の中の危険な生物です。
ウミヘビやクラゲ・ヒトデ・エイなどはわざわざ触らないと思いますが、
近年、海水温の上昇もありヒョウモンダコという全長10センチ以下の小さいタコが
宮津・舞鶴・若狭あたりの今まで確認されていなかった海域で目撃・捕獲されてるようです。
このヒョウモンダコは小さくてかわいいので子供たちは触りたくなるようです。
写真はヒョウモンダコとイイダコです。
大きさは同じくらいですがヒョウ柄の紋があるこのタコは、唾液にフグと同じ神経毒が含まれているそうです。
人がかまれると呼吸困難などに陥り、海外では死亡例も報告され「殺人ダコ」と呼ばれているようです。
普段は浅い海の岩礁やサンゴ礁にいますが、海水浴場でも注意が必要です。
見慣れない生物は触らない方がいいでしょう。